森岡清美資料室開設記念シンポジウム 森岡清美の社会学研究と調査法 《開催概要》2022年1月に亡くなった森岡清美は、家族社会学、宗教社会学、歴史社会学の諸領域にわたり膨大な研究遺産・調査遺産をわれわれに遺してくれた。森岡社会学の一つの特徴は、理論と実証の相即的な関係を重視することにある。本シンポジウムでは、森岡がおこなった社会調査と入手された史資料、そしてこれにもとづく理論構築のありように着目して、かれの研究遺産の一端を顧みる。 日時:6月1日(土) 13:30~16:30開催形態:来所/オンライン 報告1 堤マサエ(山梨県立大学名誉教授) 長期反復調査が可能になった勝沼調査の背景 報告2 今井昭彦(歴史家・元放送大学非常勤講師) 森岡宗教社会学との歩み―戦没者慰霊・神社祭祀の視点から 報告3 渡辺雅子(明治学院大学名誉教授) 森岡清美の「決死の世代」への視点と分析 ―ライフコース・コンボイ・コーホート 司会:藤崎宏子(お茶の水女子大学名誉教授) 【受付終了のお知らせ】 おかげさまで予想を上回る多くの方々から申込をを頂きました。この場を借りてお礼申し上げます。